カリフォルニア州はシックカーにも本腰か?!
2006年 12月 12日
シックカー問題を追い続けて、6年間が過ぎた。そもそもはシックビルディングシンドローム、つまり日本ではシックハウス症候群と呼ばれている、室内に使用されている内装材に含まれている化学物質が室内空気品質に及ぼす問題のことだ。
アメリカのEPA(日本では環境省に近いポジション)では継続的にこのシックビルについて、研究をし、改善案を次々に出している。
なぜならば、このEPAの内部で最初に問題が指摘され、EPAの職員数名が最初の被害者であったからである。
カリフォルニア州は世界で最初に室内での喫煙を全面的に実行した自治体である。ちなみに、1997年1月に施行されており、私はそのときに現地LAで体験している。最初はおおもめであったが、いずれ木喫煙者が外へ外へと追い込まれて、今では室内では禁煙がスタンダードとなっている。
タバコの問題は積極的な行動かつ視覚ですぐにわかりやすいから、対策は簡単であるが、室内に使用されている揮発性有機化学物質((VOC)は目に見えないし、社会的に認識されていないことが多いために、対策は本気で行政機関が指導して行わない限り、民間の自主基準では解決しない。
その点、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツネッガー氏は誰もが行わなかった対策を打つ用意があるかもしれない。
新車は化学物質で汚染されている!―シックカーは怖い
中野 博 / 現代書林
スコア選択: ★★★★★
世界で初めてこのシックカー問題を指摘した問題作であり、自動車業界に新しい価値観を提言した新作です!
アメリカのEPA(日本では環境省に近いポジション)では継続的にこのシックビルについて、研究をし、改善案を次々に出している。
なぜならば、このEPAの内部で最初に問題が指摘され、EPAの職員数名が最初の被害者であったからである。
カリフォルニア州は世界で最初に室内での喫煙を全面的に実行した自治体である。ちなみに、1997年1月に施行されており、私はそのときに現地LAで体験している。最初はおおもめであったが、いずれ木喫煙者が外へ外へと追い込まれて、今では室内では禁煙がスタンダードとなっている。
タバコの問題は積極的な行動かつ視覚ですぐにわかりやすいから、対策は簡単であるが、室内に使用されている揮発性有機化学物質((VOC)は目に見えないし、社会的に認識されていないことが多いために、対策は本気で行政機関が指導して行わない限り、民間の自主基準では解決しない。
その点、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツネッガー氏は誰もが行わなかった対策を打つ用意があるかもしれない。
新車は化学物質で汚染されている!―シックカーは怖い
中野 博 / 現代書林
スコア選択: ★★★★★
世界で初めてこのシックカー問題を指摘した問題作であり、自動車業界に新しい価値観を提言した新作です!
by nakanohiroshi
| 2006-12-12 08:36
| シックカー(自動車室内汚染)