中野博エコブランディング :ブログ Hiroshi Nakano Blog


by nakanohiroshi
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中野博の本音でエコトーク
【2007年の住宅業でのロハス&エコトレンドを勝手に占います!】
 中野博は、最近講演会や企業内の研修会などで、エコデザイン及びロハスデザインに多くの人々が関心を抱いていることを話している。
 一言で、エコデザイン及びロハスデザインを支える哲学と言うか信念には、すさまじいほどモノづくりや社会正義にかける経営者の想いがある!
 
3年ほど前から、企業内研修では、「モラル経営(CSR重視の経営)」をしよう!との話をさせていただいた。このような話はもう長いこと言い続けてきたが、中々できそうでできないものらしい。
 経営理念が「いい家を建てること」なのか、「儲けるための家作り」なのかで経営感覚はまったく異なるものとなる。
 これまで、住宅業界の経営者には2000人近く会ってきたが、経営理念が「いい家を建て続けて、極める」と言う経営者は残念ながら、少数派である。

 私は、今年2007年より、業界内部だけでなく、一般消費者にも問う決意をした。つまり、エコロジー重視もしくはロハスピープルには絶対外せなメガトレンドとして、私は環境断熱・ECOボードの話を紹介したい。
【実は1年半前から住宅業界専門誌ではこの内容は発表している!】

エコハウスに住みたい―環境と未来の子供たちのために
中野 博 松岡 浩正 / 荒地出版社
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・ 2007年は環境断熱ECOボードで決まり!
これまで数々のこうしたメガトレンドになる前の小さなトレンドを引き起こしてきた事を自負する私が今後5年間で確実にメガトレンドにするものは「環境断熱ECOボード」である!
間違いない!正しいものこそが最後にはスタンダードになるべきだからだ。

 この断熱材は日本の家づくりが根底から変わると言えるほどのインパクトがある。この断熱材がメガトレンドになる理由は大きく10点である。
①100%エコ素材であること
②外張り断熱工法が大きく普及してきたこと
③「外か内か」との水蒸気議論を無意味にするレベルの性能があること
④火事に対する抵抗値が高く、防火認定が自然素材でありながら取得できたこと
⑤通気層を必要としないこと、つまり通気層により火災のリスク、水蒸気のリスクをなくしたこと(通気胴縁を不要としたこと)
⑥高断熱・高気密住宅は10年以内に劣化するが、その劣化を防ぐメンテナンス性能を持っていること
⑦ドイツの高いレベルの技術により超耐久力を兼ね備えていること
⑧外壁を美しくすることができるだけの断熱材システムを持っていることにより、概観のデザインの自由度を与えてくれること
⑨メガトレンドが「脱塩ビ製品」だけでなく、今後は「脱・石油系製品」となるだけに、消費者特にロハス層にこの価値を伝えやすく、当初の5年間ほどは大きな差別化になる(やがて大手が参入し、町の工務店もすべてが使用し、常識になるだろうが)
⑩10年以内には、石油系断熱材メーカーを選ぶ工務店が皆無になるほどの社会現象が起きる。いや、これを仕掛けるのが私の役割か?

 住宅会社が、家作りの総合プロデュース業である限り、適者生存するために、メガトレンドをしっかりと受け止め、適切な選択と集中を行うことで、地域で愛され必要とされる企業であり続けて欲しい。
 先入観やいままでの常識を捨て、ぜひ「脱・石油系断熱」時代に一歩前へ動こう。
 
 それこそが、「モノ作りに対する理念であり」建築会社としての「いい家を建てたい!」とする真摯に挑戦しつづける意地ではなかろうか?

天然素材でつくる健康住宅―リフォームで脱シックハウス!
中野 博 / 日本実業出版社
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by nakanohiroshi | 2007-01-26 23:03 | エコデザインハウス
新車問題の中で、特にシックカーの関連テーマに興味をいだいていただいたある雑誌の貴社の方がようやく現れた。今日はこの貴社の方のインタビューに受ける形でシックカーのお話をさせていただきました。
 記者の方は、本を読むまでは、やはりこのテーマの内容のことはご存じなかったようであるが、『中野先生の本を読んで、はっとさせられた!このテーマはより多くの方を救うためにも伝えない」との思いをとても強い方で記者の方なりの正義感が取材におよんだのであろう。

 正直言って自動車業界のすべてを非難するような内容の書籍なので、自動車業界を敵にまわしたくないマスコミの方は取材には来ない、と思っていた。それだけに、取材をうける私も驚いたけど、この雑誌が自動車業界から広告費用をもらっていないからこそ、シックカーの話題が記事として取り上げることができるのか、と変に納得した。

 シックカー問題を一人でも多くの方に知っていただき、自動車事故が少しでも減ることを祈るよ、本当に。
新車は化学物質で汚染されている!―シックカーは怖い
中野 博 / 現代書林
スコア選択: ★★★★★

世界で初めてこのシックカー問題を指摘した問題作であり、自動車業界に新しい価値観を提言した新作です!
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by nakanohiroshi | 2007-01-25 19:41 | シックカー(自動車室内汚染)
 ロハス関連のネタはしばらく書かなかったけど、自分なりには日々関心あるテーマであり、国内外のネットワークを使いながら情報を仕入れている。
 なんちゃってロハス、ジャパンロハス、私こそがロハス!などと気合が入っている知り合いもいるし、いろんなところにロハスの第一人者なんて自称する人がいる。

 でも、ロハスの第1人者なんて やっぱ おかしいよね。

仕掛け人は「ソトコト」を手がける木楽舎なんだから。

 そんなわけで、ソトコト編集部に今週は遊びに行き、そこの指導的立場にあるA氏と1年ぶりに再会し、なんとご馳走にまでなってしまった。銀座のスローフードを。(Aさん、ありがとう!)

 さて、彼との話の内容はあまり公表はできないが、自分の中ではいろいろすっきりした。まず現在はロハスをめぐる啓蒙や議論段階からすでに実践・実用編へと移行して、数多くの企業がこのロハスコンセプトでモノづくりをしている。
 さらに、そのレベルを当初よりデザイン価値で消費者へ問いかける段階へ移行しているのではないか?

 わたしは、環境ジャーナリストであるが、同時にエコマーケターとして長年地球環境配慮したエコ商品をいかに世に出し、愛されるだけの価値を創り上げるかにつき、協力してきているだけに、このロハスデザインと言う価値観が広がっていくことは嬉しいことである。

 また、これまで多くのリスクを負い、尽力してきたソトコトをブランドにまでしてきた木楽舎・トドプレスには感謝をしたいし、今後も日本の環境教育及び環境感覚を醸成するメディアとしても期待したいと思う。

 
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by nakanohiroshi | 2007-01-20 10:47 | エコブランディング
中野博も参加している!ドラッカー学会。

ビジネスパーソンには、「ミクシーよりも楽しくて有益だと思う」ネットワークの紹介。

 実は1年ほど前に、東洋経済新報社の井坂さんの紹介と強い推薦により、ドラッカー学会に入会した、よくあることであるが、入会する時だけ盛り上がり、その後存在を忘れ、結局幽霊会員になるパターン。実は、私もこうなりそうであった。

 そもそも、私は何らかの組織にも属さなければ、会員やNPOなどにも属さずに、自由なポジションでいるのだが、何と言っても紹介者もお世話になっている編集担当者だし、彼を含めて多くのドラッカーファン達により、日本で初めてドラッカーを研究する真面目な学会が出来たのであるから、わたしとしても、何か貢献したかった。

 そんなおり、このドラッカー学会の運営推進会議への参加する機会が昨日だったが、内心は気軽に会議後の食事会を楽しみに出かけたのである。

 会議は今後の運営をめぐっての真剣そのものではあったが、初めて顔を出す私でも発言できる雰囲気で素晴らしい会議であった。

 実は、この会議場で一番感動したのは、何とドラッカー著作物で数々の書籍を翻訳されている
上田惇生(うえだ あつお)さんがいたことだ!

 私自身ドラッカーファンであり、彼の著作物は20冊近く読んだり、積んでおいたり(失礼!)してきたが、上田惇生さんの名前は毎回翻訳者としてその存在感の大きさを感じてきたし、私がドラッカーを学ぶことができたのは、すべて上田惇生さんあってのこと。

 そんな上田惇生さんが会議で同じテーブルにいたことに感激し、おまけにその後の新年会でいっしょに酒を飲めるなんて、想像もしなかったので、マジで感激しました!

上田惇生(うえだ あつお)氏のホームページ
http://www.iot.ac.jp/manu/ueda/index.html

 ちなみに、この【ドラッカー学会】に入会するためには、基本的には推薦者がいる。わたしのブログを読んでいる友人もしくは中野博のファンのみなさんで、ぜひ【ドラッカー学会】に入会していっしょにさまざまな勉強をし、会員同士での交流を図りたい方は、下記【ドラッカー学会】のホームページをご覧になってみてください。

 入会を希望される方は、私があなたの推薦者としてご協力しますので、わたしあてにメールくださいね!(ちなみに、推薦者はいなくても入会は可能です。)

 中野博メールアドレス nakano@eco-life.co.jp

【ドラッカー学会】のホームページ
http://drucker-ws.org/
ドラッカー学会】のホームページ

http://drucker-ws.org/




 ちなみに、ドラッカーとは、「現代社会最高の哲人とされかつマネジメントの父とされるピーター・F・ドラッカー教授」のことである。ビジネスマンや経営者であれば、誰もが知っている世界で一番有名な経営学者でありマーケティング理論学者などどんな形容詞も超える偉大な存在である。

最後に、ドラッカーのことを知らない方へのワンポイント・レッスン!

上田惇生(うえだ あつお)氏のホームページのコンテンツより、抜粋して下記に紹介します。
http://www.iot.ac.jp/manu/ueda/index.html


『ドラッカーが書くものは、すべてベストセラーになる。世の中がどうなっているか、どうなるかがはっきり分かるからである。しかも自分が感じていることをはっきりそうだと確認してくれる。加えて、そこから世の中がさらにはっきり見えてくる。
 自分で考え、自分で行動できるようになる。近著『ネクスト・ソサエティ』も実によく読まれている。
 当たり前といえば当たり前である。現代社会最高の哲人と言われ、マネジメントの父とされてはいても、一番時間を使っているのは、大企業、中小企業、政府、政府機関、病院、大学、NPOの相談にのることである。訳のわからない理屈を言っていたのでは、誰も相談にはこない。
 GEのジャック・ウェルチは二〇年前、自分がCEOに指名されたら、すぐにしようと思っていたことが一つだけあったという。それがドラッカーに会うことだった。ドラッカーは「お宅ではいろいろな事業をやっているが、もしやっていなかったら今から始めるつもりのものばかりなのか」と聞いたという。この二人の会話から合作で生まれた戦略が、あの有名な一位二位戦略だった。GEは、世界で一位二位でない事業、一位二位になれそうにもない事業からは一切手を引いた。
 この世に絶対の真理はあるか、というのがドラッカーの問いである。真理などないとするならば、進歩も文明もありえなくなる。弱肉強食、勝手気まま、露見さえしなければ何でもするということになる。転換期に特有のものなのかどうかは分からないが、最近そのような事例をあまりに多く目にする。その結果が経営破たんである。
 それではその真理が掴めるか、掴めないか。この問いに対する答えが、ドラッカーと並みいる他の諸々の学識ある人々とを分ける。ドラッカーは、真理を掴むことなど、神ならぬ身の人間には到底なしえぬこととする。
 これを系譜的にみるならば、ドラッカーの考えはアメリカとイギリスの伝統たる正統保守主義に属する。保守主義は三本の柱からなる。第一に、ビジョンを掲げ理想を追求する。過去の栄光を求める保守反動とは一線を画す。第二に、今日を基盤とし、今日手にする手段、方法、制度を活用する。第三に、青写真や万能薬は求めない。そのように安直なものは存在しえないとする。経験から知りえた基本と原則に従いつつ、問題を解決し機会を開拓していく。医学において万能薬を求める試みはとうの昔に諦められている。今は風邪には風邪の薬、癌には癌の薬が求められている。
 唯一絶対の真理はあるし、その真理は人間が掴めるとする考えを、理性万能主義という。端的にいうならば、理屈主義である。人類の思想史を紐解くならばあまりに多くの真理が発見されていることに目を白黒させられる。しかし現実に人類の発展をもたらしたものは、それらの真理ではなく、個々の技能であり、道具である。体系としての技術である。テイラーの生産性革命であり、現在進行中のマネジメント革命である。
 これまで明らかにされたという自称真理のすべてが、その約束を果たしていない。諸々のイズムがその典型である。ブルジョワ資本主義がそうだったし、マルクス社会主義がそうだった。人間は経済的存在であるとの発見は、経済学者という人気職業を生み出しはしたが、約束したように人間を自動的に幸せにすることはできなかった。それどころか、二つの世界大戦を招き、大恐慌をもたらした。
 ドラッカーは1909年11月、ハプスブルグ家の支配するオーストリア・ハンガリー帝国の首都、ウィーンで生まれた。代々が学者、医者、高級官僚という家柄である。父親が経済省事務次官、退官後は銀行頭取、ウィーン大学経済学教授、その教え子の一人が、ケインズと並ぶ大経済学者シュンペーターだった。
 ドラッカー四歳のとき、父アドルフ・ドラッカーと、後のチェコスロバキア初代大統領トーマシュ・マサリクの会話の断片を耳にする「文明の終わりだね」
 この年、ヨーロッパだけで1000万人が死に、3000万人が負傷するという第一次世界大戦が勃発する。間もなく親戚、友達の親の戦死が伝えられるという毎日が始まる。八歳のときに戦争が終わり、四〇〇年にわたったハプスブルグ家の支配が終わる。
 第一次世界大戦と、その直後の社会主義と全体主義とのせめぎ合い、十九歳のときに起こった世界大恐慌と失業者のむれ、ナチスの政権奪取と第二次世界大戦。この激変の中で、ドラッカーの関心はつねに文明の行方でありつづけた。
 ドラッカーの奥行きの深さは、この文明への関心にある。諸々の経済学者との違いもここにある。いち早く今日の転換期を見通し、知識社会と高齢化社会の到来を告げることのできたのも、ひとえにこの文明そのものへの関心にあった。
 財とサービスのほとんどが組織によって供給され、働く人たちのほとんどが組織に働くという組織社会においては、文明の行方は組織がいかにマネジメントされるかによって定まる。ドラッカーのマネジメントへの取り組みは、まさに切羽詰ったものである。それは金儲けの早道ではない。
 そこにドラッカーの力の源泉があり、魅力の鍵がある。
 企業に働く一人ひとりの人間に求められるものも、この文明への寄与という高い志であり、覚悟である。」
以上 上田惇生(うえだ あつお)氏のホームページのコンテンツより、抜粋しました。
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by nakanohiroshi | 2007-01-11 12:43