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シックカーと熱中症の合併現象での幼児死亡事件!

・シックカーに加えて熱中症による自動車内幼児死亡事件

 今年の夏も、またもや親がパチンコに夢中になるあまり、置き去りにされた乳幼児が自動車室内で死亡するという事故が起こった。

 各種の新聞では、「午後2時半ごろ、○○市立病院から救急車で運ばれてきた幼児が死亡したと○○署に通報があり、同署によると幼児は同市在住の塗装工Aさん(29)の長男(1 )で、死因は熱射病」とし、また詳しい事情については「同署の調べによると、Aさんと妻(23)は同日午前11時ごろ、同市のスーパー前に車を止めて買い物をした後、長男を残したまま近くのパチンコ店に入店。約2時間半後の午後1時半に車に戻った際に長男の異変に気づき、あわてて病院に運んだらしい。また○○気象台によると、○○市内の日中の最高気温は28.7度だった」と報じている。

 この数年間、自動車乗車中の子供の死傷事故が急増してきている。

警察庁調べでは、一年間に約10,000人の乳幼児が死傷した。これは10年前の2倍にのぼる。特に、4歳未満の死亡の内、半分近くがこの自動車室内での死亡と言う報告もでているくらいだ。

 パチンコ中の幼児死亡事故やサンルーフ首出し事故に共通している点は,親の危険意識の低さ以外にはありえない。
 「このぐらいなら大丈夫」という根拠のない判断、大人基準で考え幼児の基準で考えない事が死に至らしめる事になると言う事実。
 夏の屋外駐車場では、たとえ外気の温度が30度ほどであっても車中の平均温度は60度にもなることはまれではない。
 このとき、単なる温度の上昇、酸素の欠乏のみならずまだ死に至らしめる理由があるのではなかろうか。つまり、熱中症や酸欠のみならず、シックカーであるがゆえに、車の内装に使用されている数多くの有害化学物質が、温度の上昇とともにいっきょに揮発してくるためだと多くの実験データによりわかってきた。
 新築同様に、新車に乗るときに香るあのいやな臭いはあきらかにホルムアルデヒドやスチレンなど数多くの有害化学物質が揮発している証拠なのである。低温ではそれほど気がつかないかもしれないが、高温になればいやでもあの新車の香りがするのは、何を意味するのか。

 炎天下の自動車のハンドルはもてないほど熱くなっているが、同時に少量のガスの発生などで、社内のIAQ(Indoor Air Quality 室内空気質)はかなり悪くなっていると考えられる。
シックハウスよ、さようなら―室内空気汚染から家族を守るには
中野 博 / ティビーエスブリタニカ
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(つづく)
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by nakanohiroshi | 2006-08-15 11:43 | シックカー(自動車室内汚染)